実験例

国立千葉大学・大学院工学部前池・KSB浄化水溶液剤による「アオコ」対策実証実験
湖沼池水質改善及びアオコ除去・抑制・生態系回復の場合

第一回目 平成26年6月17日実験開始~平成26年8月31日迄実験終了 [国立千葉大学工学部構内池 実験規模25㎥程度]

実験終了後、平成26年9月17日以後透明度の低下状態のため(外気が低温傾向の季節に入りつつある中でのKSB浄化材投入効果の確認)
平成27年10月中旬 KSB浄化水溶液剤 100L投入し透明度回復状態の維持を平成28年2月1日確認した。

H26/6/17日ろ過設備での浄化1年後-KSB浄化剤投入開始
H26/9/17日浄化完了
H27/1/10日実験終了4ヶ月の状況

今回の実証実験内容は

  • 国立千葉大学大学院工学研究科と共同研究とした共同実証実験とし、国立千葉大学構内に位置する池で実施した。
  • 第一回目、炭素繊維による水質浄化工法にKSB浄化水溶液剤機能水添加投入したシステムで実施した。
  • 第二回目、KSB浄化水溶液剤機能水を添加投入し池水質を簡単なろ材を設置し池水質を循環する方法で実施した。

浄化方法は、KSB浄化水溶液剤機能水を添加投入しながら池の水質を循環する方法で実施した。

  • 必要機材は、KSB浄化水溶液剤機能水を貯蔵する貯蔵タンク(今後は実施湖沼池の規模で異なる)を設置した。
  • 定量的に定量ポンプで設計量を定量的に添加投入した。
  • 添加投入ポイントは、池水質を循環させ上流付近とするポイントに添加投入し拡散率を求め効果的であった。
  • 塩ビ管内にホースを入れ定量ポンプより塩ビ管とホースを添加投入するポイントまで延長した方法で実施した。

効果は、池の水質及び池の底質泥の嫌気性化を好気性化に変化し、微生物の活性化はアオコ除去ができ水質及び底質泥は生態系の生息する環境整備となった。

  • 水質の透明度が高くなりました。
  • 魚貝類の生息環境が整いました。
  • 魚貝類の斃死率が減少しました。
  • アオコ除去及び抑制ができました。
  • 悪臭の発生が無くなり周辺空気環境の清浄化と改善できました。

設備費用は安価で、添加投入するKSB浄化水溶液剤は安価なランニングコストで作業性も簡単な水質改善方式で実施した。
評価は第一回・第二回目と効果は再現性の高い実証ができました。